DELL XPS 12レビュー/タブレットとしてもUltrabookとしても使えるハイブリッドPC!

XPS 12発表会で、DELLのコンバーチブルタイプのUltrabook XPSに触ることができたので詳しくレビューしたいと思います。

dell XPS 12レビュー
XPS 12は、上の写真のように、液晶の外枠(フレーム)の中心部分を支点としてくるっと液晶を反転させることのできる、珍しいタイプのコンバーチブルUltrabookです。

他社からもコンバーチブルPCとして。。。

液晶部分を切り離して持ち歩けるタイプ(富士通QH/HP ENVY x2)、液晶部分をスライドさせるタイプ(ソニーVAIO Duo 11/東芝R822)、液晶を360度回転させるタイプ(レッツノートAX2)が登場していますが、このXPS 12のような形状を持つノートPCは今のところ、DELL以外には見当たりません。担当者の方にお話を伺うと、この回転する技術の特許をDELLが所有しているそうです。へえ、そうなんだ。

dell XPS 12
DELLで定評のあるUltrabookの技術とタブレットPCとしての新たな価値を融合させたものがXPS 12というわけです。

では、実際にXPS 12の液晶部分を回転してみましょう。

レビュー
こうしてみてみると、普通のUltrabookです。液晶と本体をつなぐ部分がちょっとでかくなってたりとかするわけではありません。すごくスマートな印象です。

回転
液晶の上の部分を奥の方に向かって押すと、カチッという音がして液晶のロックが外れ、フレームの中心部分を支点にして、液晶がくるっと回転します。

液晶回転
ロックが外れた後は、力はいりません。軽く押すだけで回っていきます。

反転

コンバーチブルPC
反転すると、カチッという音がしてロックされます。このときも強い力はいりません。すごく動きが滑らかです。


液晶の回転させてみました。すごくスムーズに回転してるのがわかると思います。

液晶
回転途中のXPS 12をいろいろな角度から撮影してみました。こういうギミックって、他のPCではあまり見られないので、なんかすごく新鮮です。

フレーム
こういう角度で見てみると、ノートPCとは思えないですね。

コンバーチブル

レビュー
液晶が分離しているこの状態で写真を撮影しようと試みるのですが、手を離すと液晶が勝手に回転してしまうのでみんな苦労していました。それだけ回転動作がスムーズだということです。

フレーム
フレームの内側には留め具が見えます。

突起
液晶部分には、可動式の突起があります。指で液晶を押すと、この突起部分が引っ込んでフレームから液晶が外れ、回転するという構造になっています。

フレームがすごくしっかりしていること、回転動作がスムーズなことから、強度面での不安はあまり感じませんね。もちろんテストもしっかりしているそうです。

液晶は180度回転して反転した後、元に戻すには逆の方向に回転させる必要があります。回転の構造上、360度回転させることはできません。

反転
液晶を反転させた状態です。キーボードがあるのに液晶がないなんて、なんか不思議な感じ・・・

PC
逆から見ると、液晶が外側にくる形になり、液晶を立てた状態でタブレットPCとして使えます。机の上に置いて、のぞき込まないで使えるので便利かも。他のコンバーチブルPCでは、タブレットPCか、ノートPCかのいずれかでした使用することができず、こういう使い方ができないですね。


この動画では、DELLの担当者が、他社のコンバーチブルPCとの違いを説明しています。

dell XPS 12レタブレットPC
タブレットPCの状態にしてみました。

タブレット
重量が1.52kgあるので、片手でずっと持つにはちょっと重いかな。

液晶
液晶はすごく精細感が高くて綺麗。写真などの画像を見ると、その美しさを実感できます。

視野角
IPSパネルを搭載しているため、視野角が広いのが特徴的。

視野角広い
かなり斜めからでも、画面が黒ずむことなくはっきりと画面表示を認識できます。

これなら、タブレットPCとして机の上に置いた状態で複数の人が使うときにも不便なく使えるでしょう。DELLでは、複数の人がソファに座りながら、XPS 12を見たり、操作したりするシーンを想定しているそうです。

また液晶の最大解像度はフルハイビジョン対応の1920×1080ドット。12.5インチなのにフルハイビジョン対応なのは、タブレットPCとしての使用を想定してのこと。表示領域が狭いと、タブレットPCとして使いづらいですからね。

天板
天板部分の外枠は指紋やキズが付きにくい掘り出しアルミ素材、天板部分は強度に優れたカーボンファイバを採用。

カーボン
カーボンファイバの模様がすごく高級感を演出しています。

dell XPS 12天板
アルミとカーボンの対比が美しいです。

デザイン
指紋や汚れはそれほど気にならないですね。

キーボード
キーボードは、キーが独立したセパレートタイプを採用。写真は英語キーボードですが、日本語キーボードも選択できるとのこと。

操作性の良さで評価の高かったXPS 13のキーボードと同じパーツを使用しているそうです。

バックライト
XPS 12のキーボードにはバックライトが付いています。なので、暗い環境でも快適にキー操作することができます。これは、タブレットPCとしても使えるXPS 12の特性を考えた場合、これまでよりも暗い場所で使う可能性が高くなるため、バックライトを標準で付けたそうです。なるほど。

タッチパッド
タッチパッドは、クリックボタンが一体となっています。ボタンは、物理的に別になっている方が使いやすいんで、ちょっと残念。少し触ってみましたが、ボタン部分の反応がイマイチなときがありました。

dell XPS 12キーボード
キーボード部分は黒で統一されており、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

左側面部
端子類をチェックしてみましょう。左側面部の奥(写真左)から順に、ローテーションロックボタン、オーディオジャック、電源ボタン、音量調整ボタンが配置されています。

なぜローテーションロックボタンが設定されているのかというと、タブレットPCの状態では持ち方によって画面の表示が上下左右に自動的に切り替わりますが、Ultrabookの状態では動かしたくないケースが出てきます。このように画面の表示をロックしたいときに、ロックボタンを押して、自動回転のオン/オフを切り替えることができます。

自動回転
ロックボタンを押すと、画面の左上に、自動回転がオンになったのか、

自動回転オフ
オフになったのかを確認できるメッセージが表示されます。

ただ、このメッセージはしばらくすると消えてしまうので、使っているうちに自動回転がオンになっているのかオフになっているのかわからなくなることがあります。

右側面部
右側面部。本体手前(写真左)から順に、バッテリ残量メーター、バッテリ残量確認ボタン、USB 3.0×2、Mini DisplayPort、ACアダプタ接続端子が配置されています。

バッテリ残量ボタンを押すと、バッテリがどのぐらい残っているのかが5つのランプで示されます。フル充電で5つのランプがすべて点灯します。バッテリが減っていくにつれ、点灯するランプの数が減ってきます。外出先で、バッテリ残量が気になったときにすぐ確認できるので便利ですね。

背面部
背面には端子類は配置されていません。

搭載している主な端子を確認すると、USB 3.0×2、Mini DisplayPortとなります。一般的なノートに搭載されている、カードリーダー、HDMI端子は搭載されていません。またLAN端子、VGA端子もありません。できればカードリーダーは搭載してほしかった気がします。端子類は正直、最低限のものだけを搭載している感じですね。このあたりは、薄さ重視のXPS 13と同じコンセプトな気がします。

映像出力端子がMini DisplayPortだけなので、プロジェクタや液晶モニタなど、外部出力装置に頻繁に接続する人は注意が必要です。

液晶
横から見るとすごくスリムなのがわかります。特に液晶部分はすごく薄いですね。液晶のガラスにはGorilla Glassを採用しており、高い強度・剛性を誇ります。キズが付きにくいので安心ですね。

液晶傾き
液晶はここまで傾けることが可能です。

底面部
底面部にはカーボンファイバを採用。

XPSロゴ
底面部の真ん中には、XPSのロゴが刻まれた金属プレートが配置されています。

通気孔
奥の方が少し盛り上がっており、キーボードが前傾姿勢になるようになっています。通気孔も見えます。

dell XPS 12 ACアダプタ
本体がスリムなのに合わせて、ACアダプタもコンパクトです。

ACアダプタ
本体と比べるとこんな感じ。

XPS 12では、CPUにインテル第3世代Core i5かi7を搭載可能。メモリは4GBか8GB。ストレージは128GBか256GBのSSDを搭載できます。Core i7+8GB+256GB SSDの組み合わせを選択すれば、パフォーマンス面で不足を感じるシーンはすくないでしょうね。それほど負荷の重くない作業を行い、扱うデータ量も大きくないのであれば、Core i5+4GBメモリ+128GB SSDの組み合わせでも十分だと思います。

dell XPS 12Windows エクスペリエンスインデックス
展示機のOSはWindows 8の英語版でした。参考までにWindows エクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみると上の写真のようになりました。

展示されていたXPS 12のCPUはインテルCore i7-3667U、メモリは8GB、SSDは256GBで、XPS 12の構成の中で最も高い性能を発揮できる組み合わせになっています。

グラフィックスが一番低い値になっていますが、チップセット内蔵タイプしか選べないので、この値は仕方ないですね。しかし、第3世代Core iに内蔵されているインテルHDグラフィックスは、動画描写力が以前に比べてアップしているので、動画の再生など、それほどヘビーでない作業であれば、ストレスなく処理できると思います。その他の値はすべて高得点を獲得しているので、非常に高いパフォーマンスを発揮できるのがわかります。

dell
バッテリ駆動時間は約5.5時間。それほど短くはないですが、最近のノートはバッテリ駆動時間が延びていますからね。もうちょっと長いと、外出先でも安心して使えたかも。

あとXPS 12はUltrabookなので高速起動が可能です。スリープ状態からは約1秒で起動できるので、日中はスリープ状態にしておけば、使いたいときにすぐストレスなく使えます。

dell XPS 12法人ニーズ
またXPSシリーズは、法人にも高い評価を受けているそうです。同じXPSシリーズで3月に発売されたXPS 13は法人にも多数売れており、数百台規模の注文を受けたこともあるとのこと。なので、このXPS 12も、法人での使用を想定したスペックになっています。

セキュリティで重要となるドライブ暗号化に対応しているほか、24時間365日、ハードウェア以外にもOSやソフトウェアも対象となるプロサポートに対応しています。

dell XPS 12 13比較
13.3インチ液晶搭載のNew XPS 13(13.3)も展示されていたので、横に並べて比較してみました。XPS 12の方が液晶が小さい(12.5インチ)のにもかかわらず、液晶部分はXPS 12の方が大きくなっています。これは液晶を回転させるため、外枠のアルミを太くして強度を確保する必要があったからでしょうね。それに合わせて、キーボード部分の奥行きもXPS 12の方が広くなっています。

天板比較
天板部分のデザインも異なります。左のXPS 12では天板にカーボンファイバが採用されていますが、New XPS 13ではアルミ素材を採用。

dell XPS 12モデル
XPS 12の構成は、スタンダード、プレミアム、プラチナの3種類を用意。

選択できるのは、CPU(Core i5/7)、メモリ(4GB/8GB)、SSD(128GB/256GB)です。
最小構成は9万円台を実現。価格だけを見ると安くないと感じるかもしれませんが、液晶を回転してタブレットPCとしても、Ultrabookとしても使える付加価値を考えれば、決して高くはないと思います。

ちなみに液晶が回転しないタイプのXPS13の最小構成(CPU、メモリ、SSD容量がXPS 12と同じ)の価格も99,980円となっており、XPS 12と同じ価格を実現しています。液晶が回転すること、最大解像度が高いこと(XPS 13の最大解像度は1366×768ドット)を考慮すれば、XPS 12がお買い得なのがわかります。

リビングにスリープ状態で置いておいて、使いたいときにすぐ起動し、文字を入力するときはUltrabookとして、指で直感的に操作したいときにはタブレットPCとして使うと、すごく活躍の場が広がると思いますね。いいなあ、こういう使い方をできればストレスが少なくなりそう。

リビングで使う場合、デスクトップは置きたくないし、スマートフォンでは小さすぎる、タブレットPCだと長文を入力するときが面倒だと感じることが多いです。こんなとき、XPS 12があれば、状況に応じてタブレットPC/Ultrabookを使い分けることで最大限活用することができると思います。自宅で使う分には、ちょっと重いのも気にならないし。

あと営業ツールとして使うのもありでしょうね。客先ではタブレットPCとして使用して、お客様と一緒に画面を見て商談し、1人で使うときはUltrabookとしてバリバリ作業をこなせます。セキュリティも考慮されているので安心です。

XPS 12レビュー
以上、XPS 12を触ってみた感想でした。要点をまとめると次のとおり。

【いいなと思う点】
・液晶を反転させて、タブレットPCとしてもUltrabookとしても使える
・第3世代Core i、SSDを搭載でき、高いパフォーマンスを発揮できる
・液晶は視野角が広いうえ、フルハイビジョンにも対応
・スタイリッシュなデザイン
・セキュリティが考慮されており、法人向けとしての使用も想定されている

【ここはどうかなと思う点】
・重量が1.52kgあり、タブレットPCとしてずっと片手で持つには重いかもしれない
・バッテリ駆動時間が5.5時間なので、1日中外でヘビーな使い方をするにはちょっと厳しいかも
・最小限の端子類しか搭載されていない(HDMI、カードリーダーなどがない)

XPS 12は、すごくハイパフォーマンスであるうえに、液晶を反転できることで、活躍できる場が大きく広がると思います。端子が少ない点など、ちょっと不満を感じるところもありますが、全体的によくできたつくりになっているのではないでしょうか。タッチ操作にフォーカスしたWindows 8の特性を踏まえれば、こうしたコンバーチブルPCを導入するメリットは大きいと思います。

*詳しくは、XPS 12 Ultrabook(DELL Webページ)を参照してください。



【DELL XPS 12発表会レビュー】
タブレットPCとしてもUltrabookとしても使えるコンバーチブルタイプノートXPS 12に触ってきました。詳しくは、「XPS 12発表会に行ってきました!」を参照してください。
XPS 12XPS 12XPS 12XPS 12

デル株式会社





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